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ゴブラン織り(生地)とは
平織りの1種である「ゴブラン織り」は織り方の一つで「つづれ織り」とも呼ばれます。
ゴブラン織りは経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を規則的に織った生地ですが、緯糸だけで模様やデザインを表現しています。

ゴブラン織りの製作には手間や時間がかかっており、そのおかげでこのような繊細な表現が出来ているといっても過言ではありません!
実際、大変高価な生地として取り扱われているのです。
【ゴブラン織り(生地)の特徴】 ①繊細なデザイン・模様表現ができるところ

緯糸のみで模様を表現するため、実物を手に取って見てみるとまるで絵画の様な繊細さであることが分かります。
多くのカラーの糸を使用することが出来るため、色数が多いデザインの生地であっても繊細な模様を描くことが出来ます。
【ゴブラン織り(生地)の特徴】 ②手軽なお手入れで大丈夫なところ
平織りのためほこりやごみなどが絡まって困る心配もなく、お掃除グッズのコロコロ(粘着カーペットクリーナー)を使用することで簡単にお手入れすることが出来ます。
【ゴブラン織り(生地)の特徴】 ③耐久性に優れているところ
規則的に経糸と緯糸が織りなされているため、糸がしっかりと詰まっており耐久性もバッチリです♪
バッグはもちろん 、クッションカバーやソファーカバーなどインテリアにもおすすめです。
ゴブラン織り(生地)とジャガード(生地)の違いって?
「ゴブラン織り」と「ジャガード織り」の両方とも糸を織り込むことで模様やデザインが生地に表現されています。

ジャガード織りの特徴は経糸、緯糸が不規則に織られており、模様が立体的に見えるというところです。
紋紙というデザインされた版のようなものをセットし、それを元に織機が柄を描くように生地が織られています。

「ゴブラン織り(生地)とは」でも特徴をご紹介しておりますが、ゴブラン織りは糸が詰まって織りなされているため立体感はあまり感じにくく、絵画やタペストリーのような見た目となっています。
写真のように比較してみるとこの違いがお分かりいただけるのではないでしょうか?
このように織り方が異なれば立体感を出したり、繊細なデザインを表現したりすることができ、生地には本当に無限のデザインがあるんだなと改めて感じますね。
日本紐釦(チューコー)スタッフ厳選!いろいろなデザインのゴブラン生地をご紹介
色鮮やかでカラフルなゴブラン生地♪

ゴブランの生地、落ち着いた色合いのデザインが多いと思われる方も多いのですが、とっても鮮やかでカラフルなデザインの生地もあるんです!!
少し落ち着いたカラーのゴブラン生地も

先程ご紹介したカラフルなゴブラン生地以外にも、落ち着いたカラーを主に使用したゴブラン生地もお取り扱いしております。
文字なども入ったデザインのゴブラン生地!

丁寧な織り加工で、細部にまでこだわられたデザインを目を凝らして見てみるのも楽しみ方の一つです♪
人物がデザインされたゴブラン織りはまるで絵画のよう…

人物もデザインされているゴブラン生地はまるで絵画のようで陰影などもうまく表現されています。
クッションやバッグ作品にするのもいいですが、オシャレな額縁の中に入れて飾るのもいいかもしれませんね。
別館Chuko(チューコー)のスタッフが選ぶ!おすすめの「ゴブラン織り(生地)」の作品は??
ゴブラン生地×レザーの組み合わせ

持ち手や切り返しの生地でレザーを用いることで、より重厚感のあるバッグの作品を作ることが出来ます!
ゴブラン生地×口金の組み合わせ

口金やチェーンとの組み合わせで作るショルダーバッグや小さなポーチは、高級感のあるミニマムバッグに!