
みなさんこんにちは!
今回、梅雨や夏に活躍する生地「ナイロン生地」についてご紹介いたします。
ナイロン生地は、軽量で丈夫、水に強く、乾きも早いといった特徴から、日常使いからアウトドア、スポーツ、作業用まで幅広く活躍している万能素材です。
この記事では、ナイロン生地の基本の種類とその違い、さらに正しいお手入れ方法までを丁寧に解説します。
初めてナイロン素材に触れる方でも、選び方や取り扱いに迷わないよう、わかりやすくご紹介します!

また、以前ご紹介した〈おすすめの「ナイロン生地」特集〉のコラムからさらに色合いやデザインが可愛いアイテムが増えています!
▼▽おすすめのナイロン生地ついてはこちらも合わせてご覧ください▼▽
目次
ナイロン生地ってどんな素材?

ナイロンは合成繊維の一種で、耐久性と速乾性に優れ、ファッション・スポーツ・アウトドア・工業用途などに使用される人気素材です。
特に「軽い」「シワになりにくい」「水に強い」という特徴が、毎日の生活でも重宝されています。
ナイロン生地の種類とその特徴
ナイロンオックス | リッチナイロン | ナイロンタフタ | |
---|---|---|---|
特徴 | 厚手・丈夫、摩耗に強い | 光沢感があり、滑らかで高級感のあるナイロン。耐久性も高い。 | 軽量・薄手、撥水性、風を通しにくい |
用途 | バッグ、作業服、カジュアルジャケット | 高級アウター、ドレス、パンツ、ファッションアイテム | レインウェア、ウィンドブレーカー、軽量ジャケット |
フェザーナイロン | ナイロンリップストップ | ナイロンツイル | ストレッチナイロン | ナイロンキャンバス | ナイロンメッシュ | |
---|---|---|---|---|---|---|
特徴 | 軽量で柔らかく、風を通しにくい。撥水性があり、薄手で軽い。 | 格子状補強糸、破れに強い、軽量で丈夫 | 斜め織り目、美しい光沢、高級感 | 伸縮性、体にフィットする柔軟性 | 厚手・丈夫、耐摩耗性に優れる | 通気性良好、軽量、速乾性 |
用途 | 軽量ジャケット、コート、シャツ、バッグ | アウトドア用品、登山バッグ、テント、軍用装備 | 高級アウター、スカート、パンツ、小物バッグ | スポーツウェア、フィットネスウェア、ヨガウェア | バッグ、シューズ、作業用アイテム | スポーツウェア、バッグの背面、トートバッグ、収納バッグ |
~Chuko Onlineの取り扱いナイロン生地~
ナイロンオックス
- 厚手で丈夫。摩耗にも強く長持ち
- バッグや作業着によく使用される








リッチナイロン
- 高密度で光沢がある
- 柔らかく、汚れが付きにくい
- 熱に弱く、乾燥機やアイロンの使用には注意が必要


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Chuko Onlineナイロンタフタ
- 薄手で軽く、風を通さず撥水性もあり
- レインコートやウィンドブレーカーに最適


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Chuko Onlineナイロン生地のお手入れガイド
ナイロンは丈夫な素材ですが、長く使うにはお手入れも大切です。

洗濯方法
- 洗濯ネットに入れて弱水流で洗いましょう
- 柔軟剤は避け、中性洗剤を使用
- 他の衣類と一緒に洗うと摩擦で傷む場合があるので注意

乾燥方法
- 風通しのよい日陰で自然乾燥が基本
- 直射日光は退色や劣化の原因に

アイロン・保管
- 基本的にアイロンは不要ですが、低温設定で当て布を使えばOK
- 高温に弱いので火元近くでの保管は避ける
- 長期保管時は湿気を避け、風通しのよい場所に
ナイロン生地を取り扱う時の注意点
ナイロン生地を取り扱う際に気をつけたいポイントは、主に「熱に弱い」ことです。洗濯をする際は、高温のお湯や乾燥機を使わないようにしましょう。アイロンをかける時は、低温に設定して、あて布を使って優しくかけることが大切です。
熱に弱い
ナイロンは熱に敏感な素材なので、高温の乾燥機やお湯はNGです。乾燥機にかけると、形が崩れてしまったり、アイロンの熱で溶けてしまうこともあります。アイロンをかける際は、必ず低温で、あて布を使って優しくかけてくださいね。
洗濯
洗濯の際は、高温のお湯や乾燥機は避けましょう。ぬるま湯で手洗い、または弱水流で洗うのがベストです。
アイロン
アイロンをかける場合、ナイロン生地は低温設定で、あて布を使うことを忘れずに!高温で直接かけると、溶けてしまう可能性があるので気をつけてください。
日光
ナイロンは日光や紫外線に長時間さらされると、変色してしまうことがあります。お洋服を保管する際は、日陰に置いて、直射日光を避けるようにしましょう。
静電気
ナイロンは静電気が起こりやすい素材です。静電気を防ぐためには、綿や麻といった素材のアイテムと合わせて使うと効果的ですよ。
黄ばみ
ナイロンは、酸化窒素ガスや紫外線によって黄ばみやすいことも。特に、クリーニング店の包装袋に入れたままにしておくと、変色することがあるので、保管場所には気をつけましょう。
保管
ナイロンを保管する際は、湿気が多い場所を避け、通気性の良い涼しい場所に保管するのがポイントです。高温多湿は、ナイロンにとってはあまり好ましくありません。
ここからは、それぞれの「ナイロン生地」についての特徴をより深くご紹介いたします♪
ナイロンは一口に「ナイロン生地」といっても、実はさまざまな種類があり、それぞれの特徴や適した用途が異なります。ここでは、代表的なナイロン生地をピックアップして、その特徴をもっと詳しくお伝えしていきます!
バッグを作りたい方に★★★
ナイロンオックス



特徴: ナイロンオックスは厚手でしっかりとした質感があり、耐久性が高い素材です。
用途: バッグやカバン、特に重い荷物を運ぶバックパックなどに最適です。摩耗にも強いため、長期間使用しても安心です。
レインウェアを作りたい方に★★★
ナイロンタフタ

特徴: ナイロンタフタは薄手で軽量、風を通しにくく、撥水性に優れています。
用途: レインウェアやウィンドブレーカーなど、雨や風を防ぐアイテムに最適です。軽さと耐久性を兼ね備えているので、持ち運びにも便利です。
軽いエコバッグを作りたい方に★★★
フェザーナイロン

特徴:羽根のように軽いナイロン素材のことです。軽さ、耐久性、撥水性が挙げられます。シャリ感のある独特な表面や、製品染めならではの発色も特徴
用途:スポーツウェアやフィットネスウェア、ヨガウェアなど、動きやすさを重視した衣類に使用されます。
※完売となり次第廃番商品です。
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Chuko Onlineアウトドア用品を作りたい方に★★★
ナイロンリップストップ

特徴: ナイロンリップストップは、格子状に補強糸が織り込まれており、破れに強い素材です。
用途: テントや登山用のバックパック、アウトドア用ジャケットなどに最適です。破れにくいので過酷な環境でも安心して使用できます。
ファッションアイテムづくりの方に★★★
ナイロンツイル

特徴: ナイロンツイルは斜めの織り目が美しく、上品な光沢感があります。高級感のある素材です。
用途: ファッション性を重視したアウターやバッグ、小物類に最適です。スタイリッシュでありながら丈夫で長持ちします。
スポーツウェアづくりをしたい方に★★★
ストレッチナイロン
特徴: ストレッチナイロンは、伸縮性に優れ、体にフィットするデザインが可能な素材です。
適した用途: ヨガウェアやフィットネスウェア、スポーツ用バッグなどに最適です。動きやすさと快適さを重視したアイテム作りにぴったりです。
よくある質問(FAQ)
ナイロン生地に関するよくある質問を集めてみました。これからナイロンを使いたい方や、取り扱いに迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ナイロンは伸縮性と摩耗耐性が高く、ポリエステルは吸湿性が低く乾きやすい。使い方によって選びましょう。
紫外線や経年劣化、酸化窒素ガスで黄ばむことがあります。特に、クリーニング店でビニール袋に入れて保管してると黄ばみやすいので、長期間保管する時は通気性の良い袋やケースに入れて、日光を避けて保管しましょう。UVカット加工品や保管時の遮光対策が有効です。
はい、ナイロンは洗濯できます!ただし、高温のお湯や乾燥機は避けた方がいいです。洗濯ネットに入れて、弱水流で洗うのがオススメです。洗剤は中性洗剤を使って、柔軟剤は避けるようにしましょう。
ナイロンはシワになりにくい素材ですが、もしシワが気になる場合は、アイロンを低温で使ってあて布をしてかけると良いですよ。ただし、高温で直接アイロンをかけると溶けちゃうことがあるので、気をつけてくださいね。
ナイロンは基本的に水を弾くんですが、完全に防水ってわけではないんです。軽い雨や水しぶきには強いですが、防水機能が本当に必要な場合は、撥水加工や防水加工が施されたナイロンを選ぶといいですよ。
はい、ナイロンは紫外線に長時間さらされると劣化したり、色が変わったりします。だから、直射日光は避けて、使い終わったら日陰で保管するのがベストですよ。
はい、ナイロンは静電気が発生しやすい素材です。静電気を抑えるためには、ナイロンと綿や麻などの素材を組み合わせて使うと効果的です。また、静電気防止スプレーを使うのもおすすめです。
ナイロンは耐久性が高い素材ですが、種類によって違います。例えば、ナイロンオックスはしっかりしていて、摩擦にも強いので、バッグや作業服にピッタリです。一方、ナイロンタフタは軽くて薄いので、使い方によっては摩耗しやすいこともあるので、ちょっと気をつけた方がいいかもしれません。
まとめ
ナイロン生地は、その軽さや丈夫さ、撥水性、速乾性などが魅力で、日常使いからアウトドア、スポーツ、作業用まで幅広く活躍する万能素材です。自分の目的に合わせて、ぴったりなナイロン生地を選べば、長く使い続けることができます♪
特にナイロンを初めて使う方は、種類ごとの特徴を知っておくと便利です。
また、ナイロンのお手入れはちょっとしたコツで長持ちします。高温のお湯や乾燥機は避け、アイロンは低温であて布を使うようにしましょう。保管する時は、湿気や直射日光を避けて大事に保管してあげることがポイントです。
この記事を参考に、ナイロン生地を上手に取り入れて、快適でおしゃれな毎日を楽しんでくださいね!もっと詳しく知りたいことがあれば、気軽にお問い合わせください。
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