みなさんこんにちは!3F売り場のUです。
先日より発売されました「国産」の「高級竹製持ち手」について、実際に職人さんがどのようにして作り上げているのかを取材致しましたので、こちらでご紹介させていただきます!!
目次
職人さんが1つ1つこだわって作る「高級竹製持ち手」とは?
今月より新商品として発売いたしました「高級竹製持ち手」ですが、職人さんが手をかけてこだわって作っています。
国産の天然素材の竹を使用し、日本の職人さんによって作られているため、1つ1つに味があり、同じものは存在しない1点ものというところが特徴です◎
こだわりの素材とは?
こちらの写真は何か分かりますか?
実は今回ご紹介している「高級竹製持ち手」の素材です!
竹製と商品名に入っているので、「竹」が素材であることは皆さんご想像して頂いているかと思います。
その「竹」の種類中でも、この持ち手に使用されているのは「真竹(マダケ)の根竹」の部分になります!
竹稈(かん)は高さ20m、直径15cmにもなり、竹の種類の中でも大型種の部類とされます。
「真竹」の特徴としては節間が長く、材質部が薄いという点です。
このような特徴により、「真竹」の材質が弾力性があり優れているといわれています。
そのため建築資材や竹細工などの工芸品として利用されています。
「真竹」は漢字で「苦竹」とも書かれ、実際にたけのこを食してみると苦味と強いアクを感じるそうです。
持ち手の素材は日本国内の「真竹(マダケ)」を使用!
実は、国産の「真竹」の生産地はごくわずかに限られているんです。
その中でも九州地方、「鹿児島」「熊本」「大分」は生産量のトップであり、今回ご紹介している「高級竹製持ち手」も生産量トップの「九州」を産地とする「真竹」を使用しています。
「大分」が伝統工芸の「別府竹細工」をはじめとする竹工芸が盛んな地といわれているのも実はこういったことが関係しているのかもしれませんね。
気になる耐久性は…?
「真竹」自体そのものの材質に弾力性があり、建築資材や竹細工に適しているとされていますが、「実際のところはどうなんだろう…?」「天然素材のものって大丈夫かな?」と疑問や不安を感じますよね。
また、1本の真竹(マダケ)が持ち手になるまでの過程についても気になるところですよね。
そこで今回、メーカーさんにお伺いしてみました!!
「高級竹製持ち手」が作られるまでを密着!
今回は丸型タイプの「高級竹製持ち手」が職人さんの手によってどのように作られているかをご紹介したいと思います。
最後に動画でもご覧いただけるようにしておりますので、合わせてご覧くださいませ!
工程①
棒状の「真竹(マダケ)」を加工しやすくするためにガスバーナーで熱し、竹を柔らかくします。
工程②
工具を使い、バーナーの火で竹を熱しながら丸く曲げて型どっていきます。
この時、竹は水を浸けながら行います。
その理由は、熱して曲げた竹の型を冷やし固定させるために水に浸けているとのことです。
工程①と②の作業を繰り返します。
工程③
天然素材の竹は反発して元に戻ろうとするため、形状を整えるためにも丸い筒の中に入れておきます。
工程④
最後に不要な部分をカットするなどの処理を行い、艶を出すためにニスを塗ります。
使用しているニスは「シケラックニス」という天然素材のニスだそうです。
「セラック樹脂」という主成分とする塗料です。
「セラック」はシェラック虫が自分の身を守るために分泌させた自然由来の天然樹脂のことです。
近年では、チョコレートのコーティングや医薬品の保護膜など多岐に渡る分野で使用されています。
このことからも分かるように環境と身体とっても安心・安全な原材料と考えられます。
「シケラックニス」を仕上げとして竹持ち手に塗ることで、上品な光沢感を感じられます。
動画で職人さんの技をチェックしてみよう!!
「高級竹製持ち手」のお手入れ方法
長く「高級竹製持ち手」を愛用して頂くためのおすすめのお手入れ方法も教えていただきました。
お手持ちのワックス等を持ち手に塗り、なるべく乾燥した場所で保管してください。
そうすることで、より長く艶感を保った状態で「高級竹製持ち手」をお使い続けることが出来ると思います♪
新商品「高級竹製持ち手」を比較してみました!
実際に「高級竹製持ち手」と「竹製持ち手」がどう違うのかを比べてみました。
今回ご紹介している「高級竹製持ち手」は従来品と比較して、竹の太さがどの部分も均一となっています。
どの部分を手にしても太さが一定な理由として、こだわりの素材「国産の真竹(マダケ)」を使用しているということと国内の職人さんが1本1本手をかけて作っているからです。
特に丸型の持ち手で発生する繋ぎ目の部分ですら、よく見ないと分からないくらいきれいに処理されています。
ハンドメイド作品も高見え
実物を見ると驚くほどの色合いとツヤ感の竹持ち手は、実際に手に取って見ればその違いが分かる一品です。
日本の原材料から職人さんとこだわりの詰まった「国産竹持ち手」をぜひ一度お手に取ってみてください!
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